この記事に書かれていること ・あなたの100%希望通りの人はいません ・大事なのはチューニング ・気になる部分の伝え方
あなたの100%希望通りの人はいません
デートやLINEをしていると、この人のここが気になるなあっていうのは絶対にあると思う。
そうだね、そういうのが全くない人の方が珍しいっていうか、いないんじゃないかな。
よくさ、独身男性より既婚男性の方が素敵に見えるっていうけど、あれは奥さんのおかげもあると思うよ。
そうだね。
女性視点からよくない点を指摘されて直したりして行けば、独身より既婚の方がよく見えるところは多くなると思う。
仮交際に入って何回かお会いしている人はあなたの希望条件にある程度マッチしている人だと思います。
しかし、デートを重ねれば重ねるほどお相手のことが見えてきて、自分の感覚との食い違いが起きてくるのが困りものですよね。育った環境が違うのでそれは当たり前です。
肝心なのはお相手の気になる部分が目についた時にどうするかです。
だめだと思ってお断りするか、指摘するか、見てみぬふりをするか。
あなたはどれを選びますか?
大事なのはチューニング
yomeちゃんは気になるところは言ってくれてたよね。例えば、自分のLINEのメッセージがオウム返しが多いって。
あ、あれね!LINEの画像貼っとく。
ありがと!
こういうのの積み重ねが大事だよね。
私が言ったことをちゃんと気をつけて、直してくれたからmukoくんは信用できるなって思ったよ。
チューニングとはオーケストラが演奏前に楽器の音の高さを合わせることです。「調律する」「同調する」といった意味合いがあります。
男女間の関係性でもチューニングは必要です。
お互いがお互いの気になる部分・嫌だと思う部分をなくしていくことが不協和音を防ぐ唯一の方法です。
よく性格の不一致だとか価値観の相違だとかで別れるカップルや離婚する夫婦がいますが、チューニング不足です。めんどくさいのか、やるのが怖いのか、よく分かりませんが、どちらにしろ必要なことなのでサボっていたら関係は破綻します。
このチューニングを定期的に行っていればお互い良い関係で気持ち良く過ごすことができますよ。
【チューニングのポイント】
①気になる部分は直接相手に伝えること
②指摘されたことと向き合い、直そうとすること
①気になる部分は直接相手に伝えること
気になることがあっても、直接お相手に伝えない・言えない人がいます。そういう人は周りの第3者に相談する、あるいは知恵袋などネットに相談を書き込んだりしてしまいます。
言いにくいのはわかりますが、このハードルを越えないと仲良くなれないですし、信頼しあえるような関係性を築くのは無理です。第3者はあなた達の関係性を保証したり担保したりはしてくれません。
結局あなた達の関係性は自分達で育んでいくしかないのです。
②指摘されたことと向き合い、直そうとすること
お相手が勇気を出して①の気になる部分を伝えても、全く取りあおうとしない人がいます。
この時点でその人のことは諦めた方がいいかもしれません。なぜならそういう人とは大事なことが話し合えないからです。勝手に決められるか、丸投げされるか、どちらかだと思います。
相手が真剣に向き合おうとしているのなら、自分も同じように向き合うことが誠意だと思います。
気になる部分の伝え方
もしも、自分の理想を押し付けられてそれに合わせろって言われたどうする?
やだ!
そうだよね、自分に合わせろっていう方は楽だけど合わせる方は辛いしね。
お互いがストレスなく価値観や理想を合わせられる点を決めるのが良いと思う。
そういうことを相談し合える関係がいいよね。
「ここが気になるから直して!」
こんな言い方をされたら直す気も失せますよね。
自分に合わせてくれないと相手に不満を感じるかもしれませんが、一方的に自分に合わせることを求めることは相手にとってストレスになる場合があります。お相手が不満や不安を抱えてしまい、関係性は長続きしません。
伝え方を工夫しましょう。
【気になる部分の伝え方】
①気になる言動について伝える
②気になる理由
③もっとこうして欲しい
④強要はしない、気にならないように調整する
①気になる言動について伝える
「あの時あなたはこう言ったけれど、どういう意味で言ったの?」
「こういう場合に、こういう返信がくるのはなぜ?」
まず自分にとっては理解し難い言動だったということをお相手に伝えましょう。
お相手にとっては自然な言動である場合がほとんどです。お相手に自分との感覚の違いを気づかせましょう。
②気になる理由
気になる理由を説明しましょう。伝える側が、ただ感覚的に嫌、というレベルだと相手に伝わりません。なぜその言動が嫌なのか、きちんと自分の中で説明できるようになってからお相手に伝えてください。なぜかわからないけれどモヤモヤする、レベルだと担当カウンセラーさんや友達に相談してからのほうがお相手に伝わりやすいかもしれませんね。
③もっとこうして欲しい
ここまできちんと伝えましょう。直すにしても、お相手にとっては自然な言動なので、どこをどうしたらいいか言われた側は分からない可能性があります。あなた自身がお相手にどのようにして欲しいのか明確に言葉にしてください。
④強要はしない、気にならないように調整する
お相手の気になる部分が直らなかったとしても強要しては行けません。直せる、直せないもあると思いますし、別の解決方法があるかもしれません。気になる部分がどうしたら気にならなくなるのか、お相手とよくよく話し合ってみてください。
健全な男女関係においては、お互いに相手の気持ちを考え、調整をすること・バランスの取れた相手を探すことが大切です。
以上、100%希望通りの結婚相手はいるわけないので、気になる部分は指摘し合って2人の関係性をより良いものにしていくことが大事ですよ!という話でした。