第21話 恋人じゃなくて、結婚相手探してるんだよ?

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この記事に書かれていること
・恋人と結婚相手の違い
・恋愛感情で動いちゃだめ
・結婚相手の見極め方

恋人と結婚相手の違い

恋人と結婚相手の違いは、現実的な話をできるか、かな。

恋人とは都合の良いときだけ一緒にいることも可能だもんね。都合の悪い話はしない、とか、体調悪い時は会わない、とかね。

結婚相手は一緒に生活していかなきゃいけないから、生活リズムとかお金の話とか犯罪歴とか話し合わないとね。

犯罪歴あるの?

ないよ〜

恋人と結婚相手の選ぶ基準は大きく異なります。選定基準は結婚相手の方がより厳しいです。
良い彼氏・彼女だからといって良い夫・妻になるとは限らないのです。

【恋人と結婚相手の基準の違い】
①容姿・年齢
②仕事への理解
③家庭への姿勢(家事・育児など)
④金銭感覚

①容姿・年齢
彼氏彼女にするなら見た目重視、年齢が10歳20歳離れていたとしても気にしないという場合はあると思います。しかし、そういう相手を結婚相手として考えた場合はいかがでしょうか。見た目重視ですと浮気されるかも知れない不安を抱えていくことになるかも知れません。夫婦になった男女を見るとたまーに美女と野獣カップルはいるけれどもだいたい見た目が釣り合っていると聞きます。また、年齢が10歳20歳離れていると子供をつくるのが難しいかも知れませんし、世代間ギャップによってすれ違いが起きやすいかもしれません。

②仕事への理解
彼氏彼女の仕事については会う頻度などに影響しますのである程度理解してお付き合いしているかも知れません。しかし、夫婦になるとより深い理解が求められます。残業して帰ってくるパートナーのご飯を用意したり、転勤などがあるとついていくために仕事を辞めたり転職したりしなければならないかもしれません。パートナーの仕事の状況が自分の生活にダイレクトに影響してくるのです。

③家庭への姿勢(家事・育児など)
これは恋人と結婚相手で決定的に違う部分ですね。家庭を持つということは独身シングルでいるときとは全く違います。独身の場合は自分の行動は自分で自由に決められますしその結果何が起こったとしても自分で責任を取ります。しかし、結婚して家庭を持つと、2人、子供をつくると3人以上の共同体となります。共同体を運営するのは小さい会社を経営するようなもので、ルールづくりが必要です。そして作ったルールを守らねばなりません。自分が何かやらかした場合は家族に影響します。家を綺麗に保たねばならなかったり、子供が小さいうちは交代でお世話をしなければなりませんので家庭をまわしていくために現実的な話し合いを重ねなければなりません。

④金銭感覚
彼氏彼女の場合は割り勘、あるいは彼氏持ちや彼が多めに出すなどカップルごとに異なると思いますが、基本的に相手の懐事情は深く知らないのではないでしょうか。夫婦でもお財布は別々というカップルもいるかも知れませんが、相手の貯金額や負債の有無などは伝えなければなりません。生活費にかかるお金はいくら、貯金目標金額はいくら、などのすり合わせが必要になってきます。仮交際時点での金銭感覚の話が知りたい方はこちらをご覧ください。

恋愛感情で動いちゃだめ

自分がyomeちゃんを好きになったのは真剣交際に入って少し経ってからだったな。

私はそのもっと後だった。やっぱり人を好きになるのって時間がかかるよね。

そうだね。でも恋愛感情を持ってなかったおかげで冷静にお互いのことを知ることができた気がする。

たしかに恋愛フィルターがかからずにmukoくんを見れたから結構核心的な質問とか相談もできたのかも。

結婚するなら親友になれそうな人がいいってよく聞くよ。

ほんそれ。

婚活でよく「お相手を好きになれない」「恋愛感情が湧かない」と悩んでいる人がいます。

それは当たり前で、恋愛体質の人でなければそんなにすぐ人を好きになったりしません。
逆に、婚活しているときは恋愛しようとしてはいけません。

恋愛をしてしまうと嫌われたくないあまりに言いたいことが言えなくなってしまったり、恋愛フィルターがかかってお相手のマイナス部分が目に入らなくなってしまいます。

yomeにも身に覚えがあるのですが、結婚相手を探しているのに、いつの間にか判断基準が「好きになれるかどうか」に変わってしまっているのですよね、、、うまくいかなかったり迷っているといつの間にか目的がすり替わってしまっているのでそこが婚活のこわいところ。

恋愛するよりも、まずはお相手が結婚相手にふさわしいかを見るようにしてください、あなたは婚活をしているのですから。

結婚相手の見極め方

自分はやっぱり話し合いができることが大事かなと思う。

そうだね、私もそう思う。

あと、生活とか心に余裕があったりメンタル安定している人かどうかかなあ。

そういう意味では私に余裕あったかわかんないけど、、、たしかに自分のことで精一杯、とか自分が自分がっていう人はちょっと無理かもね。

結婚相手の見極め方、なんて明確な基準があれば苦労しないのですが、、、難しいですが以下のようなことが実現できそうかで判断してみるのはいかがでしょうか。

【結婚相手にふさわしいかの判断基準】
①将来の計画・目標を共有できそうか
②お互いの価値観・信念を尊重できるか
③信頼してお互いを支い合えるか
④お相手の前では素の自分でいられるか

①将来の計画・目標を共有できそうか
未来のことを話し合えるかは大事な基準です。正解がないだけに難しい話です。自分の希望をはっきりお相手に伝えつつお相手の希望も尊重する。そんな関係が築ければ何年先も困難な場面にぶち当たっても一緒にいられるはずです。

②お互いの価値観・信念を尊重できるか
まず好きなもの・嫌いなものの話をしましょう。そこからどんどん話を深めていって、こういう場合はこう考える、このような信念がある、など自分の考えをどんどん話し合いましょう。お相手を否定せずに受け入れられるかが大事です。どうしてもお相手の考えが受け入れられない、という場合は関係が破綻する可能性が高いでしょう。

③信頼してお互いを支い合えるか
片方が苦しい状態に陥ったときにお相手を支えられるかが重要なポイントです。上記の会話に出てきた自分のことで精一杯な人や自分中心な人はパートナーがつらくても自分が良ければ良いと相手を裏切ったり見捨てたりします。自分がつらく苦しい時に一緒に悩んだり試行錯誤して一緒に前へと進んでいける人がパートナーなら心強いですね。

④お相手の前では素の自分でいられるか
自分を良く魅せたい、と思うのは自然なことです。しかし、自分を良く魅せたいと、自分とかけ離れたキャラクターを演じ始めると苦しくなります。また、相手の好みに合わせてばかりいると疲れてしまいます。自分の無理のないお付き合いができるパートナーであるかは大事なことです。

参考にこちらのコミックをご紹介します。女性向けですが、男性も参考にできると思います。
わたしは愛される実験をはじめた。/渡辺美朋(著), 浅田悠介 (原作)
短くあらすじをまとめるとモテなくて自分にコンプレックスがある女性が恋愛指南を受けることでモテる女性へと自信をつけていくお話です。主人公のミホさんが最後にどんなお相手を選ぶのか注目です。

以上、恋人じゃなくて結婚相手を探しているので婚活中は「恋愛」とか「好きになれない」とか言ってちゃダメですよ!ってお話でした。

■目次はこちら

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